霜柱
寒波である。
そんじょそこらの寒さやない。
風も強い。
…なのに仕事。
真夜中2時過ぎに
で「さぶっさぶっ
」って言いながら出勤。
幸い注文も少なく先程早い時間で帰宅できた。
さてそんな今日の仕事。
配達で西鈴蘭台方面に行った時の事。
ワイパーでおっつかない程、雪が吹雪いて、
道路がわからないくらいの銀世界
そんな中とあるお客さんへ納品しようとした際に、
植木の土を踏んだ。
ザクッ…
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そしてもう一回…
ザクッ…
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間違いない!『霜柱』だ。
懐かしい~
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北区の山育ちの僕としては珍しくもなんともないもので、
小学生の頃は通学中、いたるところの土の上を、
とにかく誰よりも先にとみんな争いながら、
ザクッザクッ…って
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そうだった。
あの頃の僕も今の僕も寒いのは大嫌いなのは変わりない。
だけどいつもより通学時間は長く楽しんでた。
考えてみると、
雪が降るとテンションが
にはなっても
なるなんて最近ない。
ましてやそんな時に土の上を歩くなんて絶対ない。
実家から離れ街の中に住むとなおさらそんな事がない。
『霜柱』
踵から味わった懐かしい感覚は一瞬で![]()
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にしてくれた。
夜が明けたばかりだけど厚雲で覆われた暗い空の下、
すっかり晴れ渡った青空にいるような感覚になり、
その世界を独占したような幸せで一人ニンマリと何度も土を踏みつけた。
ザクッザクッザクッ![]()
う~ん、忘れてたなぁ~この感覚![]()
珍しくもなんともないはずだったもんが懐かしいと感じる。
その事実は淋しいもんやな。
そんな事が他にもいっぱいあるんやろな…
いろんな「忘れてしまってること」が。
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